No Limits No Control

日常、想いをただ綴る

一夜明けて

疲弊しているためなのか、よく眠れている気がする。

起きるに起きられないほど眠い。

それでも朝はやってくる。

 

冷静な判断力、短期記憶力が集中的な出来事によって欠けている。

それでも前に進まなくてはいけない。

今日もその想いだけで動いている。

 

食事を済ませて。

家事を済ませて。

家族それぞれが二女に充てた手紙を書いて。

病院へ向かう準備を整える。

よく晴れた日曜日。

これで二女も元気であったら、元カレのことがなかったら...。

そんな思いが渦を巻く。

 

退院してきても元カレとの関係性はなくならないだろうし。

二女から連絡をとってしまうだろうし。

元カレもそれに応じてしまうだろうし。

不安要素が多くあり過ぎて、負の感情に支配されそうになる。

 

今はただ、入院前よりも健康を取り戻してほしい。

入院前よりも冷静に物事をと捉えることができるようになってもらいたい。

その願いを、二女には届かないかもしれないけど胸に留める。

 

午後、入院の持ち物を今一度確認して家を出る。

秋から冬への季節。

山々の麓ではお出かけに勤しむクルマで賑わう。

 

移動しながらも、二女は昨日眠れたのだろうか、とか。

恨み節であれだけ自分を攻撃しているから、今も病室でイライラしているんだろうか、とか。

二女は表向きと本心で気持ちが交錯しているんだろうか、とか。

いろいろ考えてしまう。

 

今日病院へ行っても、いずれにしても二女本人に会うことはできない。

病院のお許しが出て、かつ彼女が会ってくれるかどうかの意思を示してくれないと。

それまでは手紙という古風な手段しか、意思を伝えることが許されない。

自分だけではなく、長女も祖母も辛い。

格子のついた窓から外でも眺めているかもしれない二女も辛いことだろう。

医師と自分の判断が、二女の回復へ向けてプラスになることを...。

今はただ切に願うばかり。

 

あれこれと手続きを進めて、ナースに持ち物と手紙を託して。

所要時間およそ1時間20分、帰る。

帰りも渋滞は酷く、どこも人が多い。

二女が健康であれば、きっと今頃どこかへ遊びに出かけているんだろう。

そんなことを思いながらクルマに揺られていた。

 

ドラッグストアに立ち寄って。

二女にリクエストされていたスケッチブックを購入。

いつ渡せるかはわからないけど、いつか持っていこうと思う。

また、レターセットを追加で購入。

手紙はまた書ける時に書こうと思う。

 

帰宅。

思いのほか疲れている。

割とぐったりしている。

ようやく休める...。

ここ数日ちゃんと休んでいないので、疲労感が拭えない。

 

明日はようやくコロナ後遺症の精密検査。

予約して2か月...長かった...。

どんな結果でも、治療がはじまって楽になってくれることを願う。

ただ、遠いんだよな...病院。

 

いずれにしても、明日は朝から二女の学校へ電話して休学の相談。

それに、病院までのロングドライブもある。

今日しっかり心身を休ませないと。