二女の卒業式。
幸い雨は上がり、少し肌寒いものの春の訪れを感じる日だ。
身支度を整えて学校へ向かう。
とにかく坂道がしんどい。
若い頃はこんなの全然気にならなかったのに。
歳を重ねてしまったのと運動不足。
そして、歩き続けることで身体は暑くなり、汗をかく。
学校の体育館へ到着して驚いたのは、割と人が少ない。
父兄席ガラガラ。
ほどなくして卒業生入場。
涙腺が弱くなったのか目頭が熱い。
数々の警察沙汰、入院、失踪、障碍者となって。
それでもどうにかここまで来れた。
それが何よりも嬉しくて。
どこか、子育ての終焉を感じるものもある。
まだ手はかかるだろうけど、肩の荷がだいぶ軽くなった気がする。
つつがなく卒業式が終わりを迎えて。
第二部とかいうのがはじまって。
思い出のスライドを淡々と見せられて。
少しお涙頂戴な感じになって。
最期のホームルーム後に中庭で合流。
小一時間寒空で待機していて。
あんよが痛いよ父ちゃん...。
担任の先生とも会うことができて。
高校生活支えてくださって、本当にありがとうございました、と。
先生と二女、友だちや部活仲間との撮影を買って出て。
二女と歩いて帰る。
また急な登坂を歩き、ゼーゼーしつつ帰宅。
家の前で一緒に写真を撮って。
二女はそのまま遊びに行く。
自分は昼食にサッポロ一番塩ラーメン作って食べて。
洗い物して掃除機がけ。
しんどいとか思いつつも、この後に銀行へ行く。
帰りに見知った顔を見つける。
地元の先輩だ。
郵便局で勤めているのは知っていたけど。
このタイミングで会うと思わなかったので挨拶する。
少し懐かしく、近況報告を済ませて。
今度飯でも食べようとなった。
この足でさらに食料の買い出しへ行き。
だいぶ疲労感がたまっていて。
とっとと買い物済ませて家に帰る。
明日の病院の支度を済ませて。
眠気に抗いながら、YouTubeの動画観て過ごす。
倦怠感が本当しんどい。
これがゼロになることはもうないんだろうけど。
うまく付き合っていかないとな。
明日は病院とクリーニング屋へ。
できることをしっかりこなして。
ちゃんと身体休ませて。
また毎日の生活を過ごせるようにしていきたい。
うん、それでいい。